個人事業主になって自営業を始めようというときには予め知っておかなければならないのが経理です。個人事業主として事業を行うときには税金対策を行うことが大切になります。自営業をして収入を上げていくと所得が生じますが、所得があると所得税を納入しなければならないのは知っている人が多いでしょう。企業に勤めていると給料から予め天引きしてくれているものの、個人事業主となった場合には自分で課税所得を計算しなければなりません。
このときに注意したいのが収入が全て課税対象になるわけではないということです。事業を行う上で必要になった経費については損益として考えれて所得から差し引くことができます。この対策を行うのが経理の基本です。
事業に必要なものを購入した費用は全て経費として損益勘定できるため、課税対象から外すことができます。その際には必ず領収書などの証明書類が必要になるため、保存しておかなければなりません。
また、帳簿を付けて適切に管理をしていなければならないため、ある程度は経理について勉強してから開業した方が良いでしょう。複式簿記を行っておけば青色申告をして控除を大きくするなどのメリットも生まれます。帳簿の付け方を学んでおくと効果的な税金対策ができるのです。もしそれが大変だというときには税理士に依頼することもできますが、その際にも領収書などは用意しておかなければなりません。まずはあらゆる証明書類の保管を心がけるところから始めましょう。